部活帰りの娘と上野まで足を延ばしました。
目指すは「怖い絵展」。
お昼過ぎに「50分待ち」の行列。中に入ってもすごい人混み! ゆっくり見たいのはみんな同じで、鑑賞の列はなかなか進まず、外に出るまで3時間近くもかかりました(^_^;)。
でも行って良かった。美術館久しぶりだったし。怖い絵ばかりではなかったけどね。
この展覧会で中心的に扱われているレディ・ジェーン・グレイの絵はサイズも美しさも背景もすべて圧巻でした。娘と同い年の子が望みもしない女王に担ぎ上げられあげくは死刑に。涙なしでは見られません。
何をもって怖いと定義するのか、、、神話、宗教、悪夢、幽霊、戦争、人の心と多岐に渡りすぎてどれも焦点がぼやけていたようでした。まぁ人の心が一番怖いとは思うのですが。
監修の中野京子さん、お名前も著書もまるで知らないのですが、本屋でチラッと見かけた気はする、作品解説やキャプションに使われている言葉、、、の選び方に違和感を感じました。私より年上の方だろうとお見受けしたのだけれど、なんか、、、軽い。その方が若い子を惹きつけるから?
いやいや、そんな批判的なことを言いたいのじゃなくて。絵画を過剰にグロテスクに演出したり、お涙ちょうだいの物語に仕上げたりするのではなく、描かれた背景を知るというのがこの展覧会の目的のようです。ですから、この展覧会に行かれた方は文字パネルもしっかり読み込んできて下さいね。作品への理解がか〜なり深まりますよ!
この風景を見て「キャプテン翼展」でここに来たなーと思い出しました。
3時間後に外に出てきても長蛇の列はやはり「50分待ち」。平日に行ったほうが良さそうです!
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