2016年6月27日月曜日

どれが楽しいか

何度かここで話していることですが、編み物を教えていると「すぐにほどく人」と「めったにほどかない人」に出会います。ほとんどの場合はその中間層で「場合によってはほどく」人たちです。

いいとか悪いとかの話ではなく、面白いな〜と感じるのです。

写真の方、大人しそうな可愛らしい雰囲気とは裏腹に男前にほどきます(笑)。完璧主義なのでしょう、「後から気になるから」と言ってこちらが何か言う前にほどきます。その結果、少々完成は遅れてもキレイなものができあがります。
そういうことをくり返していると、失敗のない、キレイなものが最初から作れるようになるでしょう。それも早い時期に。

ほどかない人は「編んでる時間を楽しんでる人」だと思います。楽しみながらその結果として何かが出来上がっていれば嬉しい。完成度にこだわらないので変なプレッシャーもないですし、時間的なものにこだわる方も少ないようでのんびりしています。

同じかぎ針編みでも、性質の違う2タイプの編み物が存在してるんでしょうね。

気分にムラのある私は、どちらの面も存在してるように思います。でもそれ以上に性格なのか、慣れてしまったせいなのか「ごまかす」ことも上手くなりました。デザインの仕事をしているときも同じだったなぁ。

私のレッスンを受けて下さる方たちは、仕事ではなく趣味でかぎ針編みをしています。自分が納得するスタイルで楽しめたらそれでいいのだと思います。ただ教える側の私は楽しんでるだけじゃなくて、より高いところを目指す方たちの後押しをできるように(決して先導して引っ張りはしないのですが(笑)、技術と精神力を鍛えておかないといけないなーと思ってます。

思ってるだけですが!

PTAで作るあづま袋、作りやすさと見た目の美しさを考えていつまでもサイズが決まりません。

だんだん焦ってきた…。

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